組合長 山本 龍一
2019年04月01日
【日本製鉄和歌山労働組合への名称変更に伴う組合長挨拶】
ご安全に。
組合員の皆様におかれましては、常日頃より労働組合の様々な活動に対し、絶大なるご理解とご協力を賜っており、心から御礼申し上げます。
また、職場における安全衛生の確保や安定操業ならびに設備保全の強化、品質管理や物流部門の適正化など、持ち場・立場で多岐に亘る業務に邁進頂いている点につきましても感謝を申し上げる次第であります。
さて、新日鐵住金和歌山労働組合は、本日4月1日をもちまして「日本製鉄和歌山労働組合」へと名称変更致しました。
このことは、会社から昨年の5月16日に、未来に向かい世界で成長を続ける日本発祥の企業に相応しいより包摂的で新たな商号として、2019年4月に新日鐵住金株式会社から日本製鉄株式会社へ商号を変更することが発表され、我々の上部団体である新日鐵住金労働組合連合会においても、本日「日本製鉄労働組合連合会」へと名称変更されることに伴うものであります。
振り返りますと、2012年10月1日に新日鐵住金が発足し、和歌山製鐵所も「総合力№1の製鉄所」を目標に掲げて新たなスタートを切り、2014年4月には旧堺製鐵所との統合を経て、銑鋼一貫製鉄所として更なる役割と責任を果たして参りました。
和歌山労組もこの間、旧堺労組との組織統合を成功させ、車の両輪の如く「緊張と信頼の労使関係」を礎に、今日まで職場組合員の幸せを追求する運動を展開してきたところです。
このような変遷を遂げてきた中、本日以降「日本製鉄和歌山労働組合」として、鉄鋼労働運動の継承ならびに飛躍を遂げるべく、組合員の皆様とともに更なる心合わせを願うばかりであります。
足もとでは、すでに戦いの火蓋が切られた統一地方選挙の前半戦において、我々が推薦している立候補者全員の勝利に向けて惜しみないご協力を賜わっており頭の下がる思いで一杯であります。どうか最後の最後までご支援の輪をお願い致します。
また、65歳現役社会の実現に向けて中央で交渉が継続されている「労使懇話会」については、労働組合が主張してきた65歳一律定年延長をめざすべく、今後も具体的な課題を含め、新制度の構築に向けて更なる議論が展開されますので、和歌山労組としましても各支部と連携を図りながら参画して参ります。
さらに、今任期も残り5か月となり、9月からの次任期に向けた役員体制や運動方針ならびに予算編成など、労働組合の根幹部分について早急に構築しなければならず、この点につきましても各支部長とご相談させて頂きながら進めていく所存です。
いずれにしましても、労働組合の最優先課題は、「安全と健康」であります。足元では不休・軽処置災害に歯止めがかからない状態であることから、組合員の皆様におかれましては「安全三原則」「全社共通遵守事項」の再徹底をお願いします。労働組合としましても労使・直協でしっかりと連携を図り、構内で働く皆様が「元気に出勤、笑顔で帰宅」出来るよう様々な取組みを展開して参りますので引き続きのご理解とご協力をお願いします。
ご安全に。