日本製鉄和歌山労働組合

日本製鉄和歌山労働組合は組合員の『安全と健康』の確保を最優先課題として活動に取組んでいます。

日本製鉄和歌山労働組合

会員

過去の挨拶一覧

  • 2024年度
  • 2023年度
  • 2022年度
  • 2021年度
  • 2020年度
  • 2019年度
  • 2018年度
  • 2017年度
  • 2016年度
  • 2015年度
  • 和歌山県和歌山市港11850番地
  • 電話番号
  • ファックス
  • 堺ブレイザーズを応援しよう
   

組合長 池田祐輔

組合長挨拶

2016年08月31日

第49期総括
「ご安全に!」

第49期の2年間を振り返り、総括をさせて頂きたいと思います。

まずはこの2年間、労働組合の様々な活動に対しまして、支部長そして機関役員の皆さんを中心にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
この49期は、和歌山労組の長い歴史のなかでも、過去に経験したことの無いほど、多くの課題に直面した2年間ではございましたが、皆さんの献身的なご尽力のお陰で、何とか乗り切ることが出来ました。重ねて御礼を申し上げますと共に、改めて今任期を振り返り総括とさせて頂きたいと思います。
はじめに、一昨年の9月1日から今期がスタートし、その2ヵ月後の11月1日には、「旧堺労組」の皆さんと組織統合を果たすことが出来ました。
互いに、長い歴史と伝統に培われた組織ではありますが、相互が理解し歩み寄りながら、新たな組織を創っていこうという思いにたち、真の融合を目指し精力的に取り組みを展開してきました。
現段階においては、いまだ多くの課題が山積をしていますが、一つひとつの課題に対して、丁寧に解決策を見出していくと共に、組織のあり方・組織統合の意味合いについて、支部長・機関役員の皆さんを中心に理解活動を徹底し、早急に「新生・和歌山労組」のあるべき姿を確立しなければなりません。
続いて、昨年4月に執行された統一地方選挙では、地域における政策課題を解決すべく、組織部を中心に機関役員の皆さんにご協力を得ながら、推薦候補者の当選に向けて、様々な取り組みを展開致しました。
結果として、和歌山労組唯一の組織内議員である「寒川篤さん」をトップ当選という見事な成績で、和歌山市議会へ送り出すことが出来ました。
改めて皆さんのご支援・ご協力に対し、御礼を申し上げます。
また、同年10月1日には「旧NSUW」の直営化により、新たに700名を超える多くの組合員の皆さんが加わり、組織人員が3,000名を超えました。
このことにより、新日鐵住金労連18単組の中では、八幡・君津に次いで3番目に大きな組織となったことに加えて、3,000名を超える単組は鹿島を含めて4単組のみということで、和歌山への期待と役割がより大きくなり、果たすべき責任の重さを痛感しているところであります。
ただし、旧NSUWの皆さんの大半がプロパー採用ということで、我々の組織あるいは活動に対して不慣れなことから、不安や戸惑いを抱いている現状を鑑み、ふれあい活動を積極的に展開しつつ、組織の統制かつ強化を図って参りたいと思います。
さらに、本年3月11日には和歌山労組結成70周年の節目を迎えることが出来ました。記念レセプションの開催に向けて実行委員会を立ち上げ、支部長の皆さんを中心にご協力を頂きながら、4月15日に400名を超える多くの皆さんのご出席を賜り、無事盛会裏に式典を開催することが出来ました。
改めて、70年という長い歴史を重く受け止めると共に、先達につないで頂いたタスキを、次の節目へしっかりと繋つないでいく責任の重さを、深く胸に刻んだところでございます。
そして、今期の仕上げとして取り組んだ「第24回参議院選挙」においては、「とどろき利治」氏の当選に向けて、基幹労連和歌山県本部と共に、組織を挙げて不退転の決意で望み、皆さんには大変なご苦労をお掛けしましたが、落選という残念な結果になりました。
基幹労連として今後どのような対策を講じ、候補者を擁立していくのか見通しは立っていませんが、他産別が組織の代表を国政へ送り出し、自分たちに有利な法整備や制度改革を推し進めるなか、我々も引き続き産業政策・政策制度課題の重要性について、日頃のふれあい活動のなかで組合員の理解を得ながら、将来の生活の安心・安定に繋げていかなければなりません。
これ以外にも、我々の最優先課題である「安全と健康」への取り組みを始めとして、各支部の皆さんにご協力を得ながら労使で開催した「和歌山製鉄所・ユニオン杯」ならびに「和歌山製鉄所祭り」。「AP16春季取組みの盛り上げ」。そして、種々の「カンパ活動」への対応。さらには、将来にわたる組合のあるべき姿を追求した「組織機構・財政検討委員会」の発足等、本当に多くの課題や活動に対してご協力を頂きました。
一方、執行部のメンバーにおいては、新日鐵住金労連の中核組織として、負託に応えることが和歌山の評価につながり、その結果が組合員の幸せにつながることを信じ、粉骨砕身・全力で様々な改革を行って参りました。結果として余りにも急激に新たなルールを導入し、そして、多くの改革を行ったことにより、執行部の負荷が大きくなり余力も無くなったことで、組合員には活動そのものが解かりづらく、顔の見えにくい組織に映ってしまいました。
この現実を真摯に受け止め改善を図ると共に、将来にわたる和歌山労組のあるべき姿を追求し、組合員の期待そして連合会の負託に添うことの出来る、より強固な組織の構築を目指して参ります。
第50期につきましても、多くの課題を抱えての1年となりますが、将来の夢に向かい、信念と確信を持って邁進して参ります。
機関役員の皆さんにおかれましては、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、第49期・2年間を振り返っての総括とさせて頂きます。

ご安全に!

ページトップ

copyright© Nippon Steel all rights reserved.