日本製鉄和歌山労働組合

日本製鉄和歌山労働組合は組合員の『安全と健康』の確保を最優先課題として活動に取組んでいます。

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組合長 山本 龍一

組合長挨拶

2018年01月04日

2018年 新年の挨拶

 ご安全に。組合員ならびにご家族の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 旧年中は労働組合の諸活動に対しまして、ご理解とご協力を賜り衷心より感謝申し上げます。

 年頭にあたり、我々を取り巻く環境と本年の課題等について触れ、新年のご挨拶に代えさせて頂きます。

 足もと鉄鋼産業の状況は、世界的には需要が旺盛であり、国内では設備投資や高水準な自動車生産等の勢いが増す中、和歌山製鐵所においても上工程から下工程までフル操業が継続しており、和歌山・堺・海南地区が一体となって社の負託に応えているところです。

 こうした中、和歌山労組は昨年9月から第51期としてスタートし、「安全と健康の確保」、「和歌山製鐵所の経営基盤向上に資する経営対策の強化」、「組合活動の原点は職場にあり」の旗を掲げ、各支部との連携を強化しながら取組みを展開して参りました。本年もこの活動の軸をぶらすことなく、職場組合員の生活の安心・安定を追求するといった視点を忘れず愚直に組合活動に邁進していく決意であります。

 まず「安全と健康の確保」については、労働福祉の原点であり、「ゼロ災」実現に向けた取組みを進めなくてはなりません。そのためも現場に足を運び、現場の実態を把握するとともに問題の本質を顕在化し改善に繋げるべく、これまで以上に労使・直協の垣根を超えた連携強化に努めて参ります。

 次に「和歌山製鐵所の経営基盤向上に資する経営対策の強化」については、新日鐵住金が誕生して6年目となる本年、今次中期経営計画の評価と課題、また次期中期経営計画の方向性について、労働組合として真正面から向き合い、和歌山製鐵所の発展・成長に寄与すべく組合員の皆様との対話活動を充実しなければなりません。特に「設備」と「人」両面の強化については、設備の健全化に向けた保全計画状況ならびに人材育成施策の進展など、職場実態を正確に掴みながら活性化に繋がる取組みを進めて参ります。

 続いて「組合活動の原点は職場にあり」については、組合員数の1/3を占める青年女性部層の増加を踏まえ、労働組合の存在意義や求心力を高めるべく、執行部の職場訪問回数を増やし、職場の生の声を集めてきたところです。本年においても、若年層から再雇用者層まで、また操業・整備系の女性組合員など、多岐に亘るニーズに応えるべく、世話役活動に力を入れて参りたいと考えています。

 さらに、本年はAP18春季取組みとして、2年サイクルにおける「総合改善年度」と位置付け、月例賃金の改善や65歳までの無年金時代が到来することを見据え、誰もが65歳までやりがいを持って活き活きと働くことの出来る労働環境の構築に繋がる要求を、新日鐵住金労連一体となって取組むこととなります。

 加えて、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、時間外労働の削減や年休取得の促進により実労働時間の短縮をめざすことは喫緊の課題であり、福利厚生施策の向上についても各支部と連携しながら進めて参ります。

 一方、本年は各地方選挙が執行される予定であり、地方行政に関わる政策実現の取組みに組合員のご理解とご協力を賜らなければなりません。働く者の立場に立って住みよい街づくりにご尽力頂く我々の代表者を支えるべく、組織力を結集し理解活動にしっかり取組んで参ります。

 いずれにしましても、和歌山労組は新日鐵住金労連の中核組織として、また地域における牽引役として、職場組合員の幸福を追求するといった大義を忘れることなく、執行部と支部が一体となって、組合員の皆様とともに進んで参りたいと切に願うところであります。

 結びにあたり、本年が組合員とご家族にとりまして幸多き年となり、心豊かに明るく健やかに過ごされますことをご祈念申し上げます。

ご安全に。

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