日本製鉄和歌山労働組合

日本製鉄和歌山労働組合は組合員の『安全と健康』の確保を最優先課題として活動に取組んでいます。

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組合長 山本 龍一

組合長挨拶

2023年06月28日

第24回 中央委員会 組合長挨拶

 中央委員の皆様、ご安全に。

 本日の委員会、多くの議事がありましたが真摯にご対応頂き、お疲れ様でした。

 2023年も折り返しのタイミングになりましたので、日頃のお礼と今後の課題等について申し上げたいと思います。

 まずもって、新型コロナウイルスの位置付けが5月8日から第5類感染症になり、和歌山労組の活動も従前のスタイルに戻しながら組織の活性化を図っているところですが、これまでの間、会社の方針も踏まえながら一定の制約を設けて会社生活ならびに組合活動にご尽力頂きましたこと、心から感謝申し上げる次第です。

 中でも、第20回統一地方選挙では和歌山県議会議員、堺市議会議員、和歌山市議会議員それぞれの選挙において、和歌山労組推薦候補者である浦口氏、木畑氏、清末氏が当選を果たされ、日々議員活動に邁進されております。とりわけ清末和歌山市議におかれては、5月1日にご勇退されました寒川前市議の後継者として、新人かつ組織内議員の重責をひしひしと感じながら、組合員の皆様にご支援頂いた恩に報いたいとの思いで必死に頑張ってくれています。

 御三方は我々が取り組む政策実現活動の大事なパートナーとして、働くの者の代弁者として、地域の発展・活性化に向けてご活躍されますよう祈念するとともに組合員皆様の変わらぬご支援をお願い致します。

 さて、今期も残すところ2ヶ月余りとなり、任期満了に伴う第54期組合役員選挙が始まります。30日のNo.1告示を皮切りに、執行部・支部・青年女性部の立候補受付を経て9日間の選挙運動を展開します。

 労働組合は、労働者による自主的・民主的な組織運営によって雇用の安定、労働条件の維持・改善、組合員の社会的・経済的地位の向上をめざす団体であり、その役員を我々の代表として選出する選挙が不可欠です。全組合員の団結力をもって会社組織と向き合い、真の幸福を追求する労働組合の役員選挙の重要性を、あらためて認識・理解するとともに来るべき投票に責任ある一票を投じて頂きますよう、よろしくお願い致します。

  ところで、7月から労働組合の夏期安全強化活動がスタートします。8月末までの期間中、熱中症発生の防止を重点項目に掲げ、無災害への願いを込めて様々な取り組みを行って参りますが、本年の安全成績は過去2年間の同時期と比べて不休以上の災害件数が倍増している危機的状況であり、関西製鉄所は「非常事態宣言取組み」を昨日から展開しているところです。

 災害の要因は多種多様であり、効果的な対策を講じていくためには労使・直協による忌憚のない議論が不可欠であると考えます。一方的な視点では必ず盲点があり、職場を支えているすべての労働者が感じている本音をボトムアップしなければなりません。作業者同士が常に声を掛け合い、対話を重ねることです。安全に遠慮は禁物、怪我をした後で何を言っても後の祭りです。そのためには何でも言い合える風通しのよい職場を作らなければなりません。支部役員の皆様には率先して理想の職場づくりにご協力下さい。「議論に上下なし」の観点で真の安全職場を構築して参りましょう。

 いずれにしましても、日本製鉄の前年度業績は連結事業利益が9,164億円、今年度見通しも実力ベースで8,000億円以上を見込むという持続的な成長を遂げています。外部環境に左右されない収益構造の構築によるところが大きい訳ですが、やはり操業・整備に昼夜を問わず頑張ってくれている組合員皆様の弛まぬ努力が会社を支えていることは間違いなく、今や関西製鉄所は安定した製造拠点として日本製鉄の収益に貢献しているということを中央委員の皆様から職場の組合員へ是非ともお伝え願います。

 いよいよ7月、梅雨真っただ中で蒸し暑い日が続いており酷暑の到来も間もなくです。1年で最も厳しい職場環境を迎えますが、とにかく和歌山・堺・海南それぞれの地区の組合員におかれましては、自分と仲間の安全と健康を確保するために声を掛け合い、気を配り合い、落ち着いた行動と冷静な判断で毎日の業務に精励頂きますよう、そして組合活動に対する絶大なるご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、本委員会での挨拶とさせて頂きます。

ご安全に。

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