日本製鉄和歌山労働組合

日本製鉄和歌山労働組合は組合員の『安全と健康』の確保を最優先課題として活動に取組んでいます。

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組合長 山本龍一

組合長挨拶

2020年12月28日

【第18回中央委員会 組合長挨拶】

ご安全に。令和2年最後の中央委員会、大変お疲れ様でした。

早いもので今年も残り4日となりましたので、一年を振り返りながら来年の課題を申し上げ、年末のご挨拶に代えたいと思います。

まずは、昨年から始まった令和時代に期待することの1位は「平和、安心・安全」、2位は「経済・社会の安定・成長」との調査結果があり、特に激動の昭和時代を経験されたシニア層からのご意見が多いとの事です。

その2年目、期待とは裏腹に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、日本経済へのダメージは皆様ご承知の通りであり、鉄鋼メーカーの顧客先では自動車産業の回復基調や公共土木では影響が少ないものの、造船、産業機械、電機などは対前年で大きく後退しました。

こうした中、日本製鉄はようやく底を脱したようで、全社での出銑・出鋼量が上向き、今年度下期の挽回は次年度へ一縷の望みを託すことになりそうです。しかしながら、和歌山地区では第1高炉のバンキングが継続されており、主力であるシームレス鋼管の需要回復にはもう少し時間がかかるものと認識しております。現場の皆様には臨時休業、代休、時間外の抑制などにご協力頂き、賃金水準の低下による生活への影響がある中でも、安全確保のうえ持ち場立場で頑張って頂いていることに対し、労働組合の長として心から感謝を申し上げます。

和歌山労組の活動においても、コロナの影響により中央委員会の開催スタイル変更や各支部主導による職場討議・説明会の開催、本部・支部行事の自粛など、我慢を強いられた訳でありますが、本年終盤では年末助け合いカンパへの多大なるご協力や労金・こくみん共済coopの取組みに対する結果など、支部役員を中心にご尽力を頂きました。まさに組合員お一人おひとりのご協力の賜物であり、重ねてお礼を申し上げる次第であります。

さて、来年の和歌山労組においては、第52期の総仕上げとして「生活総点検活動」の総括や福利厚生に関わる調査など、まずは職場に直結した課題を優先的に進めて参ります。

また、経営対策では、生産設備構造対策における職場での動向、4月から始まる定年延長制度ならびに新人事処遇制度への点検など、各支部との連携により執行部にて対応を進めていく所存です。

加えて、和歌山労組推薦議員への支援、連合和歌山・大阪に対する加盟組合としての役割発揮など、日本製鉄労連や基幹労連と連携を図りながら社会的責任を果たして参りますが、このことについても、支部役員のご理解なくして成し得ないことを申し添えておきますので、ご協力下さいます様お願い致します。

いずれにしましても、職場の「安全と健康」の確保はウィズコロナの時代になっても不変であります。この年末年始を無災害で乗り切り、2021年が組合員の皆様にとりまして、ご家族含め幸多き年となりますよう心からご祈念を申し上げ、年末のご挨拶に代えさせて頂きます。一年間ありがとうございました。

ご安全に。

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