日本製鉄和歌山労働組合

日本製鉄和歌山労働組合は組合員の『安全と健康』の確保を最優先課題として活動に取組んでいます。

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組合長 山本 龍一

組合長挨拶

2018年04月01日

組合員の皆様へ

 ご安全に。4月に入り、春たけなわの季節となりましたが、組合員の皆様におかれましては、日々の安全・環境・防災はもとより、品質確保、生産、コスト削減等に変わらぬご尽力を頂いており、心から感謝を申し上げます。

 さて、労働組合は、全社における災害の連鎖を断ち切るべく2月15日に示された所長指示を踏まえ、先月23日までの間に緊急安全取組みを実施して参りました。各支部において支部役員自らが模範となったうえで、支部での巡視や労使合同巡視を展開して頂いた結果、所長指示の周知やKYおよび指差し確認喚呼の実践等について徹底されていることを確認することが出来ました。これまでの取組みに対し厚く御礼を申し上げます。ただし、所内においては、今年に入り足元まで不休災害が3件発生しており、予断を許さない状況にあります。このことを全組合員が肝に銘じ、引き続き安全活動の強化に努めて頂きます様よろしくお願い申し上げます。

 AP18春季取組みについては、新日鐵住金労連を中心とした団体交渉において真摯な話し合いを積み重ねてきた結果、6年連続となる賃金改善や65歳現役社会の実現に向けた労使話し合いの場の設置等、前向きな会社回答が示されたことから、先月28日に妥結となりました。これまでの間、各支部において様々な盛り上げ活動を展開して頂き、心から敬意を表する次第です。なお、関係・協力会社の団体交渉は山場を迎えていることから、最後まで情報収集に努めるなど、執行部を中心に役割・責任を果たして参ります。

 3月2日に発表された2020年中期経営計画については、中でも最適生産体制の構築として、悲願であった第5高炉から新第2高炉への切替えが決定された一方、日鉄住金スチール㈱の製鋼工場休止や君津製鐵所の小径シームレス鋼管工場休止に伴う海南地区へ生産集約等、長年にわたり慣れ親しんだ職場がなくなる仲間がおられることを重く受け止めなくてはなりません。我々は、今次計画において職場を離れざるを得ない仲間の思いを真摯に受け止め、和歌山製鐵所に課せられた重要施策に対し、労使・直協が一丸となって知恵を絞りながら挑戦し、ひいては「総合力世界№1の鉄鋼メーカー」の早期実現に大きく寄与すべく、持ち場・立場で愚直に頑張って参りましょう。

 4月からの人事異動や組織改正等により職場環境が変化するところもあり、何らかの影響が生じることも想定されますが、安全の真髄はいささかも変わることなく、「安全3原則」、「全社共通遵守事項」の徹底はもとより、KYや指差し確認喚呼を必ず実践しながら、真の安全職場の確立をめざすとともに、安定生産、生産性向上、コスト改善等の目標達成に向けて、妥協することなく邁進していこうではありませんか。

ご安全に。

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