日本製鉄和歌山労働組合

日本製鉄和歌山労働組合は組合員の『安全と健康』の確保を最優先課題として活動に取組んでいます。

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組合長 中濱 秀之

組合長挨拶

2025年08月28日

 第27回中央委員会組合長挨拶

  中央委員の皆様、ご安全に。
 本日は第54期後半年度、最後の中央委員会へのご対応、大変お疲れ様でした。

 まずは、この2年間、支部役員ならびに青年女性部委員の皆様におかれましては、職場の業務が多忙な中、組合活動にご尽力を頂き、心から感謝を申し上げます。

 おかげさまで、今期も運動方針に沿った取り組みを展開することが出来たと認識しております。今月末を持ちまして、2年間の任期が終了致しますので、この1年間を振り返り、総括としてご挨拶を申し上げたいと思います。

 最初に、労働組合の最優先課題である「安全と健康」の確保につきましては、働く仲間の安全意識の向上を図るべく、安全啓発活動として、門前立哨や職場巡視での安全呼びかけ、夏期と年末年始の安全強化期間に合わせた安全ビラ配布、また、熱中症防止の啓発として各支部でかき氷の振る舞い等を実施していただきました。このような取り組みを展開するなか、関西製鉄所和歌山地区・大阪地区(堺)においては、例年に比べ災害件数が減少しているものの、リスクの抽出不足や不用意な行動による災害・重大ヒヤリが発生し、依然として危機的な状況が続いています。来期においては、現状の災害傾向を踏まえ「個々人の安全意識と感性を高め」「声を掛け合い注意し合える」風通しの良い職場環境を構築するべく、これまで以上に、執行部・支部が一体となった啓発活動を展開して参りますので、ご協力をお願いいたします。

 次に、経営対策につきましては、本年3月末に休止した第4コークス炉、今年度末に休止を迎える小径シームレス西工場への対応や、合理化対策、鋼管部を中心とした作業応援などの各種施策に対して、当該支部のご協力のもと丁寧な対応と会社に対し意見提起をして参りました。

 また、本年4月1日の日鉄鋼管(株)の直営化にあたっては、当該労組としっかりと情報共有を図りながら事前準備を行い、全員対象の説明会を実施するなど、新たな仲間を迎えるにあたり、できる限りの対応を行いました。

 今後は、年内発表予定の「次期中長期経営計画」での各施策に対し、会社への対応はもとより、組合員への皆様には前広な情報提供と丁寧な説明を行って参ります。

 また、AP25春季取り組みにおいては、支部会議等で職場から出された意見・要望をもとに中央交渉に積極的に参画して参りました。要求については、賃金改善のみに絞り、連合会・単組・職場が一体となって取り組んだ結果、金属産業トップクラスの賃金の維持・確保に資する12,000円の回答額を引き出し、2年間でトータル47,000円の賃上げとなりました。AP26においては、持続的な賃上げの要求はもとより、各種労働条件の改善についても求めるべく、組合員の皆様の意見を集約し、日本製鉄労連と連携のうえ取り組んで参ります。

 組織力量のさらなる強化・発揮については、前半年度に引き続き支部機能の強化に努めて参りました。なかでも支部会議では、支部役員が組合員に対し各種取り組みを説明するために、内容をしっかり理解することで、支部役員の力量は確実に向上したと感じています。また、新たな労働組合会館の建設に向けては、組合会館建設検討委員会を随時開催し、建設候補地や建設施工会社の選定、ランニングコストのシミュレーションを提示し、ご理解を得てきたところであります。来期は、構外への組合会館建設や和歌山労組の80周年記念行事も控えていることから、組合役員の皆様の更なるご理解とご協力をお願いする次第であります。

 また、後半年度の最重要課題であった政策実現活動「第27回参議院議員選挙」については、各支部の積極的な取り組み、並びに組合員とご家族を含めた絶大なるご支援により「郡山りょう」氏を無事に国政の場に送り出すことができ、改めて御礼を申し上げます。しかしながら、過去最高枚数となる投票済み証明書を集めていただいたにもかかわらず、得票数は前回の7割強に留まり、多くの課題を残した事も事実であり、3年後の参議院選挙で「村田きょうこ」議員を確実に当選させるために、各支部におかれては、国会での活躍と数多くの実績を組合員に周知し浸透させるべく、積極的な情報展開をお願いするところであります。

 そして何より、今任期でご退任される支部役員、青年女性部委員、そして執行部の皆様におかれましては、取り巻く環境が大変厳しい中、持ち場立場で和歌山労組をお支え頂きました事に、心から敬意を表するとともに感謝申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い致します。 

 結びとして、9月からスタートする第55期においても、組合員の皆様が「安全と健康」を最優先に会社生活を送って頂くことを大前提として、和歌山労組の運動・活動に絶大なるご理解とご協力を頂くことをお願い申し上げ、任期末にあたってのご挨拶とさせていただきます。この2年間、本当にありがとうございました。

 ご安全に。

 

                  

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